「モ600形」の名称列車です。
2005年に廃線になって、はや14年。
岐阜の街も寂しくなりました。
鉄道好きな方なら御存知の方も多いと思います。
縦長の、細長い電車。
強風が吹いたら、倒れそうです。
朝方のラッシュ時は、2両編成が走っていました。
細長いのに、車内は転換クロスシート。
1人・2人掛けの千鳥配置でした。
余談ですが、写真右側には
「長住町車庫」が写っています。
市内線のチンチン電車が休憩した場所です。
600形が手を繋いでいます。
顔がペッチャンコです。
連結面間の距離は、とても長いです。
この電車が折り返し、
名鉄名物の名称列車になります。
「もみじ号」
美濃行きとありますが、
新関駅で乗換だったような。
美濃市の小倉公園での「もみじ祭」にちなんで
運転されました。
名鉄はこういうイラスト入りの名称列車を
たくさん運転していました。
ちょっと着飾った「600形」でした。
2両目は、「市ノ坪」で切り離して車庫に入ります。
目的は特に無かったですが、なんとなく向かいました。
国鉄ローカル線の、田舎駅って感じです。
駅名標は木造。
ホームは昔のままのすごい低さ。
誘導ブロックも未整備でした。
岐阜行き普通を待たせて、特急ひだが通過します。
駅舎は近代的。というか、ただの箱。
ホームの前時代的な姿と、すごくアンバランスです。
この駅舎は、今でも現役です。
ちょっと昔の岐阜の写真でした。
撮影日:1985年11月17日
今日はこの辺りで失礼します。