最近、お荷物的存在になりつつある、ナゲーです。
ということで、本日は
昭和61年11月に撮影した、
岐阜駅で荷扱いする「荷物列車」の写真です。
荷物列車は1986年に全廃されました。
旅客列車の扱いでしたので、
本屋さんで発売されている時刻表に
掲載されていました。
なので、岐阜駅に停車する荷物列車も
容易に分かりました。
夕方の荷物列車です。
EF62形もようやく慣れてきた頃。
下り5番ホームに到着しました。
これから、係員さんの死闘が始まります。
停車時間は、わずか10分程度だったような。
短時間に手際よく
(というか、投げないと時間が無い)
卸して積み込む作業を、
必死にやっておられました。
こちらは、パレットごと積み込むタイプ。
「ターレ」というエンジン付きの
荷物運搬車が走り回って、
パレットや台車を引っ張ってきます。
まさに、神業の積み込み。
あっという間に終わりました。
定刻通り、発車していきました。
荷物列車は、トラックに押され
廃止の運命をたどりました。
現在は人手不足で、鉄道輸送が
見直されてきている事に、
複雑な気持ちでいます。
慣れない道で、がんばってひっぱった「EF62形」
岐阜地区にも貴重な足跡を残しました。
もっと早く生まれていたら、
もっと違う場所で写真が撮れたのになぁ。
同時期のオマケ写真です。
岐阜駅では、普通の貨物列車も
待避等で、結構停車しました。
「ワム80000形」の貨物列車。
フラッシュで撮ると、赤色円盤だけが
異様に目立ちました。
どうしても撮りたかった、
「20系 急行ちくま」
垂直に切り立った妻面の「ナハネフ23」
独特の風貌は、食パン電車419系に
通じる物があります。
この車両がどうしても撮りたくて、
12系との併結で、長野行きでしか撮れないので
夜中の出動となりました。
まるちゃんは、お荷物どころか、アイドルです。
今日はこの辺りで失礼します。