岐阜地方では、自転車のことを
「ケッタ」または、「ケッタマシーン」と言います。
昔からケッタに乗るのが好きでしたので
小学生は切り替え付きの前屈みタイプ。
中・高生は、3段切り替えの普通タイプ。
イボ痔になってからは、よく乗れても10分程度。
ケッタも、「ママチャリ」ならぬ
「痔痔チャリ」のナゲーです。
ということで、前回の記事はこちら。
枇杷島分岐点に到達したものの、
肝心なフィルムを落失し、
徒歩踏破した証拠写真を、大部分喪失したので
もう歩く気力は無くなり、
今度はケッタにしようと思い立ちました。
岩倉駅で途切れていたので、
思いつきで、自転車屋さんがあれば、なんとかなるさ!
みたいな感じで、岩倉駅に降り立ち
自転車屋さんが、調子よく駅前にあったので
自転車を借りれないか、突撃交渉。
しぶしぶ、ボロボロのママチャリを貸してもらえました。
メチャクチャな計画です。
1987年12月20日。
では、ご紹介します。
急カーブが良いところだったなと思って
ちょっと以前の場所へ逆戻り。
岩倉~石仏間。3300系。
歩いたとき、この写真の
直線区間は、気が遠くなりました。
6000系の側面固定窓最終増備車。
岩倉~大山寺間。
徳重駅までの間、ちょこちょこ撮りました。
3650系+800系。
800系は、リベットのボツボツが目立ちます。
5700系をサンドイッチする5500系。
系統板は、在庫が無かったのか
「豊川稲荷」と毛筆書きした紙を貼り付けたもの。
系統板運用も複雑でしたので
時折、このような現象が見られました。
後ろは、まともな系統板。
5700系の展望が台無しな編成でした。
7300系+800系の格差社会編成。
もう冬でしたので、格差は解消しました。
ようやく「徳重駅」に到着。
今はとても立派な、「徳重・名古屋芸大駅」に
生まれ変わりました。
続いて「西春駅」
商店街の祭りなのか、
今ではあまり見ない「万国旗」が
張り巡らされています。
国道をまたぐだけの高架線が、真新しいです。
8800系が、震えるミュージックホーンを
鳴らしながら、高速通過。
昔も今も同じ。
たくさんのお客さんが乗ります。
西春~平田橋間。
高架橋を吊り掛け車が走ると、
めちゃくちゃ唸り音が響きます。
パノラマカーは軽やかに
高架橋を上がっていきます。
高架橋が終わったと思ったら、
またすぐに、33.3‰の急勾配。
現在は高架橋となり、地下鉄が這い上がってくる、
この写真からは想像も出来ない
「上小田井駅」という大きな駅に変貌しています。
ちょっとここで、小休止。
勾配を駆け上がる列車を撮影します。
その様子は、また次回。
ホントは、ケツが痛くなったので・・・・。
手を掴んだりすると、すぐに隠れる
まるちゃんです。
今日はこの辺りで失礼します。