「こく」
あなたは、この言葉を聞いて何を感じますか・・・。
「屁をこく」・・・・すばらしい。
「嘘をこく」・・・・こくと言うのか?
「マ☆をこく」・・・ごめんなさい。
「髪を濃く」・・・・ナゲーだけか・・・。
「ぶっこく」・・・・ナゲーはいつも調子ぶっこいてますが。
ナゲーの働く岐阜・西濃地区には、
中山道赤坂宿が通っており、
「金生山」があります。
「かなぶやま」と読むそうですが、地元では
「きんしょうざん」と言う人が多数です。
金が生まれる山なんて、まさに現実。
この山は、質の良い石灰石が採掘され
ドマニアならご存知「赤ホキ」列車が、知多の日本製鉄に発送され
そこで出来た鉄は、トヨタ自動車の部品になって出荷されます。
金生山には「明星輪寺」が山頂にありまして、
通称「虚空蔵さん」と呼ばれています。
毎年1月12・13日には「初こくぞう」が開催されます。
(毎年、初めてこくんですよ!こくんですから!こいちゃいます!何を?)
その日だけ振る舞われる、甘酒が、美味しいの何のって!
毎年初めて、こくのを楽しみに生きているナゲーです。
(だから、何こくの?こいちゃう訳?)
ということで、本日はちょっと鉄道から離れまして、
「初こくぞう」の様子をご紹介致します。
(ナゲーが初こいてるとこはご想像にお任せします)
今年は連日の休日に当たって、相当の人出でしたので、
2日目に甘酒だけ、クルマでもらいに行き
(実は山頂までクルマで行けるのです!御利益全く無し!)
後日、山頂までの雰囲気を撮った写真を
ごちゃ混ぜにして、しかもメインは夜なので
その写真は昨年のですが、編集ご了承下さい。
大垣市赤坂町の赤坂宿は、古い建物も残り
その他にはホボ何も無い街ですが
町中に「子安神社」が有って、そこが虚空蔵さんへの入口
になってますが、クルマでは狭すぎて厳しいので駐車場から。
これ、3日後の1月15日に撮った写真です。
12日のお祭りの日には、両側にお店がたくさん並びます。
写真ではわかりにくいですが、
狭心症で医者通いのナゲーにとっては、
まさに心臓破れかぶれの急坂!
途中には、お参りするとカネがジャラジャラ
出てきそうな「金生山神社」
何回もお参りしておりますが、
未だにカネはジャラジャラ出て来ません。
この神社も、境内へ行くまでにすごい急階段。
天国への道は険しいです。
さすがのナゲーも記憶が全く有りませんが、
太古の昔、この辺りは海だったそうで
(そんなに昔からナゲーは存在していたのか!)
大小様々な化石が観られます。
写真の、手前に写っている石にも、小さい貝の化石がビッシリ。
(ナゲーも死んだら化石にしてもらおうかな?)
ここからが、非常にヤヴァイ道のりです。
足腰の弱い人は、完全に無理。
ケッタ(自転車)やクルマで、もしブレーキが故障したら
完全に、お陀仏です。
(お寺ですから、すぐに供養してもらえますが)
分かりますか!!!!!この坂!!!!
死ねと言ってるようなもんじゃないですか!!!!
2~3年前に、右側の滑り止め地帯がようやく整備されました。
これでまだ半分。
13日に行ったときは、地元少年野球選手達が
スパルタダッシュ練習していました。
もちろん監督・コーチは掛け声だけ。
(心臓停まったら、どう責任取るんだろう?)
ハァ~ハァ~、オッと喘ぎ声が・・・・。
死んだ・・・・・。もう帰りたくなる地点。
これが、金を生む山「金生山」の正体。
明星輪寺は、両側が削られた崖の細いところに立地しています。
石灰石の採掘で、山はあと30年持つかと言われています。
ウンコのチカラを振り絞って、
(トイレではいつも振り絞ってますが)
いやいや、最後のチカラを振り絞って山頂へ。
心臓がケツから飛び出そうになりながら。
着いたドドドドド~~~~~!!!!!
奥にはクルマの駐車場が!!!!!!
歩いてこないと、御利益はタブン有りません。
ここからの写真は「初こくぞう」2日目の13日に
クルマで来た時の写真です・・・・。
(ナゲーが一番卑怯者で、御利益一切無し)
2日目は、お店も撤収して、
静かな環境で、初めてこくことが出来ます。
(だから、何をこくの?)
終点の、最奥に有る本堂。
その奥には、でかい石が仏様として飾ってあります。
ナゲーの益々の発展と、ハゲ防止を御祈願して・・・・
(自分中心のナゲーです)
奇岩巡りがしたい方は、まだまだ登れます。
早朝に行ったので、コントラストがハゲしいです。
(だから、コントラストは激「ハゲ」しいと言うのか!今知ったヨ!)
登ってきた直後は、死にそうな暑さで
ハダカになりたい気分だけど、
しばらくすると、汗が引いて寒さに襲われるので
このたき火が、ホントに救われます。
さあ、いよいよ待望の甘酒をいただきに、
この建物の中へ。
1年に2日間しか飲めない、特製の甘酒!
ヴァアアアアアアアアアア!!!!!!!!
メッチャメッチャウマイ!!!!!!!
ご飯粒がそのまま入っていて、ほんのり甘く、
口の中に広がる、豊かな旨み・・・・・。
絶品です!生きてて良かったぁと、思える瞬間。
大垣市内から、天気が良ければ
名古屋の「ゼニトラレルタワーズ」まで見れる
絶景を見ながら飲む甘酒は、もう最高!
500mlの水筒3本を手に、
意地汚いナゲーは、¥500を志で置きながら
「ホントに好きなので、水筒に下さい!!!!」
と、お願いして、
毎年いただいて参ります。
いつも快く詰めて下さいますので、ホントに感謝感謝です!
帰り道は、下りの急坂が控えています。
行きも帰りも、命がけの「初こくぞう」でした。
ここからは昨年行った、本番の「初こくぞう」1日目12日
夜の「火渡り神事」の写真です。
矢が(ナゲノミクスの3本の矢じゃ無いです)が
天空放たれ、(非常な寒さに、天空に鼻水を鼻垂れるナゲー)
燃やされた木を並べて、お坊さんに続いて
一般の人も火を渡れます。
(面(ヅラ)の皮は厚いですが、足の裏は薄いナゲーなので不参加)
息子だけ、犯罪者のようにしてしまいました。
みんな甘酒飲んで、酔っぱらいに・・・。
(オコチャマでも飲めますので、ご安心下さい)
本日は、鉄道から離れたナゲーの汚写真でした。
自分らばっか、いいの飲んで・・・・・。
いよいよ明日は、オヤジの入院。
気を引き締めて、行って参ります。
最後にこちらを。
今日はこの辺りで失礼します。