本日は、ナゲー国初代ネコ・グーちゃんについて
ちょっと鉄道から脱線して、書いていきます。
ネコを家族として迎えるのが念願だったナゲー。
女王陛下との結婚後、すぐに保健所から
家族の一員になるネコを迎えました。
1997年5月の事でした。
ものすごくちっちゃくて、まだ乳飲み子でした。
哺乳瓶とミルクを買って、抱っこしてミルクをあげました。
それでも、スクスク育ってくれて、
女王陛下・御実家のブーちゃんとも、親子のようになりました。
女の子なので、赤い首輪をプレゼントしました。
おてんばで、何でも遊びました。
ナゲーは、ネコとの接し方が分からなかったので、
引っ掻いたり、噛みついたりしたとき、
動物は叩かないと分からないと思って、
ひどい怒り方をしました。
お尻や頭を、ちょっと強い力で叩いたりしました。
そんなひどい事をされてたのに、
グーちゃんは、スリスリしてくれたし、
膝にも乗ってくれたし、甘えてくれました。
クルマに乗るのが大好きでした。
実家へ行くときは、ダッシュボードの上で
運転中でもスヤスヤ寝てました。
何でも興味のある子でした。
テレビで遊んだり、
壁に登ったり、
懐中電灯の光に、ニャニャニャと言ったりしました。
本日の写真は全て、1998年1月3日。
この日の写真が、グーちゃんの最後の姿。
その数日後、突然お別れすることに。
実家のブーちゃんと外へお遊びに出かけ、
数時間後ブーちゃんだけが、鳴きながら帰って来ました。
その鳴き方が異常な鳴き方だったので
直感的にグーちゃんに何かあったんだと思って探しました。
となりの駐車場で、倒れていました。
鼻から血を流していました。
何度も呼びかけましたが、
返事をしてくれることはありませんでした。
段ボールに花を敷き詰めて、グーちゃんを寝かせました。
ブーちゃんも側から離れず、毛繕いをしてくれました。
その時は、動物専門の火葬も知らなくて、
市営の火葬場へ持っていき、たくさんの仲間と共に燃やされました。
職員さんに「もういいですか?」と言われても
その場から離れることが出来ませんでした。
手元には、付けていた赤い首輪だけが残りました。
後悔しました。反省しました。叩いたこと。
何でも失ってから事の重大さに気付くナゲー。
愚かな人間です。
それから1ヶ月間、何も手につきませんでした。
泣いても泣いても、涙が出続けました。
今でも思い出すと涙が出ます。謝ることしか出来ません。
我が子同然で接したつもりが、
実は間違ってた。
神様が、こんなナゲーのような人間が居る家では
幸せになれないと引き離したんだと思います。
グーちゃんの最後の写真。
今でもお守りで、切り抜いて持ち歩いてます。
今でもグーちゃんの鈴の音が
聞こえるときがあります。間違いなく聞こえます。
早いもので、ブーちゃんも2代目ネコちゃんも
違う世界へ行ってしまいました。
違う世界で、一緒になって遊んでくれてるといいなぁ。
すぐにナゲーもそこへ行くので、
その時は、許してもらえるかなぁ。
ホントにダメな事をしたときだけ、叱ることにしました。
人間と同じように接する事を誓いました。
一緒に暮らした、8か月余りは脳に深く刻まれてます。
ナゲー国の、ネコちゃん達の原点だったグーちゃんです。
大事な大事な、グーちゃんのお話し。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今日はこの辺りで失礼します。